株式会社Mogura(以下、弊社)は、スパイシーソフト株式会社(以下、スパイシーソフト)が保有する「登録第5962660号」(商標「MoguraVR」)に対する無効審判請求が、特許庁に受理されたことをお知らせ致します(審判番号 無効2017-890072)。「Mogura VR」は、2015年2月24日に開設、弊社が運営するVR・AR関連ニュースメディアの名称です。しかし、スパイシーソフトは、商標「MoguraVR」を2016年10月5日に出願、2017年7月14日に取得していました。弊社では、以下の事由により当該商標は無効であると考えており、特許庁に対して2017年10月23日付で無効審判請求書を提出致しました。本無効審判請求書は2017年10月30日付で特許庁に受理されました。スパイシーソフトはVR関連の情報を扱うウェブメディア「VR Inside」を運営しており、スパイシーソフトの本件商標登録出願の2016年10月5日以前に、「Mogura VR」及び「代表取締役兼Mogura VR編集長の久保田 瞬」について言及した記事を「VR Inside」にて下記の通り複数回にわたって配信しております。■ VR業界の第一線で活躍する国内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」、5月10日開催(配信開始日:2016年3月17日)https://web.archive.org/web/20160814065418/https://vrinside.jp/news/jvrs/■ キャラクター自身が考えてアプローチしてくるスゴい体験ができる【Japan VR Summitレポート】SessionⅢ 「VRで生まれるヒットゲーム」(配信開始日:2016年5月11日)https://web.archive.org/web/20171101082718/https://vrinside.jp/news/jvrs2016-s3/■ NOITOM社とMogra VR共同主催のVRイベント「Japan VR Hackathon」に株式会社aiutoが出展・協賛(配信開始日:2016年6月9日)https://web.archive.org/web/20160610044527/https://vrinside.jp/news/japan-vr-hackathon/■ オープンイノベーションスペース「TECH LAB PAAK」によるVRコースの全貌が公開(配信開始日:2016年7月8日)https://web.archive.org/web/20160708093341/https://vrinside.jp/news/tech-lab-paak-vr/■ VRデバイス販売台数500万、成長率500%の中国に注目!Japan VR Summit 2開催内容が決定(配信開始日:2016年9月29日)https://web.archive.org/web/20161018235048/http://vrinside.jp/news/japan-vr-summit-2/さらにスパイシーソフト執行役員兼「VR Inside」編集長の村山 章氏は2016年9月27日に弊社代表久保田宛に電子メッセージを送信しております。以上のことから、スパイシーソフトは、弊社が運営する「Mogura VR」の存在について、知っていたものであることは明らかです。また、本件商標「MoguraVR」構成中の「Mogura」の語については、紙媒体及びウェブ媒体のメディアにおいて一般的に用いられるものではなく、弊社の運営する「Mogura VR」と偶然に一致したとは到底考えられないことです。この度のスパイシーソフトの行なった本件商標登録は弊社に無断で行われ、「不正の目的に基づいた剽窃的行為と評価されるべきものであり、社会の一般的道徳観念に反し、公正な商取引の秩序を乱すものであって、公の秩序又は善良な風俗を害するおそれがある」商標であると考え、無効審判請求を致しました。本件無効審判請求の審査結果につきましては、判明次第、改めてお知らせ致します。