2019年10月11日、株式会社Mogura(以下、Mogura)は、PC接続型のインサイドアウト方式のハイエンドVRヘッドセット「VIVE Cosmos」を販売開始します。Moguraが運営する法人向けEC「Mogura VR Store」より購入可能です。・Mogura VR Store 「VIVE Cosmos」商品ページhttps://moguravrstore.com/product.php?id=72「VIVE Cosmos」は、フルRGBで両目2880×1700の高解像度を両立させた、精彩なグラフィックスなVR体験を可能とするVRヘッドセットです。本体正面には6機のカメラを搭載、さらにカメラが届かない範囲はAIによって補正することで、インサイドアウト方式によるトラッキングはヘッドセットの周囲310度をカバーします。※インサイドアウト方式:外部センサー等を使わず、ヘッドセットに搭載されたカメラ等を使ってトラッキングを行う方式。Oculus QuestやOculus Rift Sなどがインサイドアウト方式を採用しています。「HTC VIVE」や「VIVE Pro」は外部センサーのベースステーションを設置する「アウトサイドイン」方式。価格は89,882円(税別)で、ヘッドセットの他に左右コントローラー、電源アダプタ、各種ケーブル、リンクボックスなどが同梱されます。一体型のヘッドホンとヘッドセット後頭部の調節ダイヤルで装着のしやすさとフィット感を実現しています。また、IPDの物理調整が可能で多くの人が自身に適したVR体験を行うことが可能です。※IPD(瞳孔間距離):人の左目の右目の瞳孔がどれくらい離れているかを表す数値です。VRヘッドセット装着者の瞳孔間距離とVRヘッドセットのレンズの間隔が一致して初めて、高いパフォーマンスが発揮され、眼精疲労も抑えられると考えられています。ヘッドセットを装着したままでも本体部分だけを持ち上げられるフリップアップデザインにより、VR体験からの休憩や外の世界の確認することが容易に。また、「VIVE Cosmos」は「モッド(Mod)」と呼ばれるモジュール式のフェイスプレートを採用しており、機能拡張が可能です。公式のモッドとして「外部トラッキングモッド」が発表されており(2020年1月発売予定)、本モッドを拡張することでアウトサイドイン方式のトラッキングシステム「SteamVR」に対応可能です。※アウトサイドアウト方式:外部センサー等によるトラッキング方式。主な仕様VIVE Cosmosヘッドセット解像度:2880×1700(片目1440×1700)ディスプレイ:対角3.4インチ、LCD(フルRGB)リフレッシュレート:90Hz視野角:最大110度重量:651gトラッキング方式:インサイドアウト方式(SteamVRを使ったアウトサイドイン方式にも対応、その場合は追加オプションが必要)オーディオ:ステレオヘッドフォン入力:内蔵マイク、ヘッドセットボタン接続:拡張モジュール接続用 USB-C 3.0、Display Port 1.2センサー:Gセンサー、ジャイロセンサー、IPDセンサーその他:フリップアップ機構搭載、IPD調節可能、ヘッドストラップコントローラーセンサー:ジャイロセンサー、Gセンサー、ホールセンサー、タッチセンサー入力:システムボタン、アプリケーションボタン、トリガー、バンパー、ジョイスティック、グリップボタンバッテリー:単三アルカリ電池×2本トラッキングエリア要件起立時・着座時:スペース制限なしルームスケール:最小 2m×1.5m(ルームスケールモードの場合)最小システム要件(PC)・プロセッサ:Intel Core i5-4590/AMD FX™ 8350 の同等品以上・GPU:NVIDIA GeForce GTX 970 4GB/AMD Radeon R9 290 4GB の同等品またはそれ以上・メモリ:4GB RAM以上・ビデオ出力:DisplayPort 1.2 またはそれ以降・USB ポート:1x USB3.0 またはそれ以降・OS:Windows10